2013年の7月17日から18日まで、東京都台東区の柳橋にある、共和フォーラムで、夏の文紙フェアが開催されました。この夏の展示会は、ISOTと近い時期に開催されるので、メーカーさんは大変でしょうね。
OHTO ミニモルーペ
最近連続して新たな仲間が増えていっている、細くて小さいペンのミニモですが、これはイイですな。手帳などに挟むいわゆる「ベロ」の部分がフレネルレンズになっているので、拡大鏡として使うことができます。
デビカ ペーパーカッターCP-4
ホビー用のペーパーカッターなんですが、4種類の刃を使い分けることができます。その4種類の切り替え方が秀逸で、通常なら刃を外して交換なのですが、本体の片側に既に4種類がセットされています。扇形のレバーが4つ集まって円形になっているので、使いたい刃をぐるっと回して選択し、そのまま引っ張るとレールに乗って紙を切りに行けます。なんかカッコイイ。
マグエックス マグネットキューブ
かわいいカラーのマグネット。中には立方体のネオジム磁石が入っているので、かなり強力にくっつきます。つまみやすいので、強力ではありますが取るのもラクです。
寿堂紙製品工業 フォトポケット封筒
写真を入れて送れば、それがそのまんまフォトフレームとして使ってもらえるという封筒。始めから窓があいているので、付属の紙製の脚を組み立てて立てかければOK。
寿堂紙製品工業 インクジェット専用封筒
ありそうでなかった、インクジェットプリンタ対応の封筒です。今までよりもかなりきれいにプリントできます。まぁ、封筒に写真を印刷する、ということはあまりないかもしれませんが、むしろ少量の会社用封筒印刷に便利と思います。また印刷屋さんが困っちゃうね。
タカ印紙製品 洋柄賞状用紙
当店でもプリンタ用の賞状用紙を扱っていますけど、これはいつも見る賞状の模様ではなく、洋風になっています。正式な賞状には使いにくいかもしれませんが、逆に様々な用途に使えるようになっていると思います。
コレクト クリップボード
ちょっと見た目豪華なクリップボード。クリップ部分はマグネット式になっています。従来のバネで抑える方式ではないので、書類も傷めません。ポケットがあったり、書類がめくりあがらないようにコーナーにホルダーがあったりと、工夫がいっぱいです。
プラチナ萬年筆 センシー2
もうすっかり一つの文具として定着してきたスマホ、タブレット用のスタイラスペンですが、これはイラスト等を描く時に便利なブラシタイプのペンです。アプリの方の対応にもよるのでしょうが、まるでブラシで描いたような柔らかい線が書けます。もちろん文字もOK。筆文字っぽい、新しい感覚の字が書けます。
アピカ アドスペースノート
昨今は様々な機能性ノートが発売されては消えて行ってますが、一言でいえば「やりすぎ」だったんだと思うんですよ。あまり作る側で使い方をガッチリ決めてしまうものではないと思うんですよね。ノートは。
で、これは、下・ページ右・ページ左・両サイドに余白がついているノートです。というわけで4種類での展開です。
使い方によってはとても便利に使ってもらえるような優れた製品になっていると思います。
アピカ 複数年日記
なんですか、最近、複数年を1ページに書ける日記が流行っているんだとか。10年日記とかになると、紙が黄ばんでくるしなぁ、と思っていたら、とにかく紙にこだわりを持っているアピカさんが、こんな製品を作りました。持ち前の高耐久中性紙をつかい、さらに人気のC.D.ノートの技術を組み込んでとても立派な日記帳になっています。製本もしっかりしていて、さらに箱もついています。内容も立派なものを書かなきゃ、と思っちゃいますね。
デビカ ペーパーファスナー フィルサポ
名前忘れてしまいました。これはペン型の製品が、はさみ、1枚切りカッターの役目をする品です。ペン型に変形する、というのはレメイさんのペンパスやペンカットが成功しましたが、最近のトレンドみたいですね。
デビカ わぁ~ゴム
で、これは輪ゴムをかわいくしてみました。といってもそれだけでなく、写真のように目印として付けることが出来たり、新たな使い方ができる製品になっています。
フエキのり 固形ノリ
フエキさんは、本業の糊を地道に改良してきました。固形ノリはどうしても塗る時に固くて、かけたり、ダマになることも多いのですが、そこのところを完璧に改良したのです。これで固形ノリの弱点はほぼ無くなったといっていいですね。すばらしい。
ステッドラー ゲルクレヨン
最近ゲルに凝っているスレッドラーのクレヨンです。描線はまぎれもなくクレヨンなのに、とても滑らかな書き味!パイロットのクレオロールと同種の製品ですが、太いので持ちやすいです。
ステッドラー 蛍光色鉛筆
蛍光色の色鉛筆。鉛筆なのに発色が良く、充分蛍光ペンに対抗できます。が、やっぱり液体のペンの方が書きやすいかな。マークする以外の用途があれば、威力を発揮するかも。
ステッドラー 3色鉛筆
海外の製品ではたまに見ますね。こういうの。1本で3色の色が書けます。しかし使い方が難しい。ある程度色が混ざるのを見越して描かねばならないので、きちんと色を分けたいものには向きません。でも使い方によっては、今までにない描線の作品ができます。これはこれで描いてて楽しいです。