クボタ文具店

トンボ モノカラー50周年記念セット
詳細説明



トンボ鉛筆といえばもちろん鉛筆が有名ですが、同じくらい有名なのがMONO消しゴム。黒、白、藍色の三色カラーは、誰でも必ず目にしたことがあるはずです。
なにしろモノ消しゴムが誕生してからこの3色カラーのデザインは変わっていません。そして、2019年にその3色デザインが誕生から50年を迎えました。
近年、トンボはこのデザインを会社のイメージとして消しゴムに限らず、様々な商品に積極的に使っています。
そんな大事なデザインの記念の年、ということでモノ消しゴムの50周年記念セットが発売されるに至りました。


モノ消しゴムの誕生は1969年。それ以来50年、スリーブ(紙ケース)のデザインを変えながら現在まで続く息の長い製品になっています。

 

現在では大きさも様々。極小のPE-01Aから巨大なPE-09Aまでラインアップも豊富です。極細ペン型のモノゼロもあります。

 

今回の50周年セットは、各時代の復刻デザインの消しゴムと、記念のピンバッジがセットになっています。

 

消しゴムは各時代のものが5個セット。それぞれの時代のスリーブが復刻されています。ピンバッジは現行デザインの物になっています。

 

大きさはこんな感じ。現行品の最小サイズ、PE-01Aの大きさです。右端は最も一般的な税別100円のPE-04Aです。

 

ピンバッジはPE-01Aよりもさらに小さいですが、三色の配置もロゴもしっかり見てとれます。

 

 

上は初代のデザイン。発売当初から3色が使われているのが分かります。下は二代目。1980年代はトンボマークが登場し、MONOのロゴが大きくなります。この時代にトンボマークが定着し、トンボ鉛筆のブランド力も向上しました。

 

3代目は1990年代。MONOの「O」に鉛筆の六角形が含まれていたのを、もっとシンプルにしました。下の4代目は2000年代。トンボマークがなくなり、ロゴも変わりました。MONOの方は変わっていません。

 

そして現行デザイン。トンボのマークが復活し、上向きになりました。会社のロゴもシンプルな書体に。なお、今回の記念セットの各消しゴムのスリーブ横には、「50th ANNIVERSARY SINCE1969」の記載があります。
ちなみにスリーブにヘコミがありますが、これはスリーブに角があると、消している時に角が当たって消しゴムが割れたり折れたりしてしまうので、それを防ぐためです。

 

多くの方が慣れ親しんで、一度は使ったことがあるモノ消しゴム。50年も作り続けられているとはちょっと驚きです。
デザインも一貫して変わらないので、2011年にはグッドデザイン・ロングライフデザイン賞を受賞しています。
トンボがこのデザインを大事にしていることのあらわれですね。
初期のデザインが懐かしい方にも、初めて見る方にも魅力的なセットになっています。

 

 






 

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