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2009文紙フェア

2009年の1月8日から9日まで、東京都台東区の柳橋にある共和会館で、文紙フェアが開催されました。まだ始まってから年数も浅く、新しい展示会です。ISOTはイベント会社主導の企画で行われているので、賛同できない部分があるのか分かりませんが、参加しない会社や、しかたなく参加しているところもあると聞きます。この文紙フェアは、文具メーカー数社による、東京東部の文具店だけに向けて開催される催しです。対象の地域も狭く、会場もそれほど大きくないので、大混雑というほどではありません。初めて行ったのですが、おかげでメーカーの営業さんにゆっくりお話しを聞くことができました。もっともこのあと、各問屋の見本市が控えていますから、それへの布石といった意味合いも強いと思いますけどね。なんか昔の展示会ってこうだったよな、て感じがします。正直私もISOTのような大規模イベントよりもこういった展示会のほうが落ち着いて見られて好きです。参加メーカー総勢40社。全部写真を撮れたわけではないんですけど、いくつかご紹介します。

 

BICボールペン ホルダー
BICと言えば、おなじみのオレンジビックですね。もう長い間デザインが変わらないので、すっかり世間に知られた存在になっています。しかし、そのボディゆえ、安っぽいのも事実。ま、実際安いんですが。で、そこを何とかカバーして、気持ちよく使ってもらおうと考え出されたのが、このホルダーです。なんとオレンジビックを丸ごと中に収納してしまおうという発想で、外からはオレンジはまったく見えなくなり、純粋に「芯」としての役割を担うことになります。ホルダーのボディはアルミ製で軽く、上質なデザインになっています。「ビックは好きなんだけど、細くて安っぽい所がどうも。。」と言う方にいかがでしょう。

 

 

 

ライオン事務器 ホチキスファイル
プレゼンや会議の資料を簡易製本する商品はいくつかありますが、どれもホチキスで留めて製本テープを貼る、というのが一般的。多少手間がかかります。このホチキスファイルは、PP製の表紙に綴じ部分が溶着されていて、そこに書類をホチキスで留めてしまえば製本完了という製品です。

 

プラチナ萬年筆 記念モデル
プラチナさんって面白い会社で、「記念モデル」に力を入れています。もともと持っている技術は高いので、記念にふさわしい製品が出来上がります。このダブルアクションは、製品発売30周年記念で、なんと銀無垢のボディ、シャープと赤黒ボールペンの多機能筆記具で、スターリングシルバーがまぶしいです。そして下はカーボンボディの万年筆。プラチナ萬年筆90周年記念です。その重量、この大柄ボディでなんとたったの25g!両方ともやっと間近で手にとって見られましたがすごいですね。

 

セメダイン デコレーション用接着剤
ネイルアートやデコ電など、ラインストーンを使ったデコレーションが流行していますが、接着剤選びが意外と難しいらしいんですね。早くつけたいけど瞬間接着剤では衝撃に弱くてポロポロ取れるし、普通のでは遅すぎる。セメダインはいいもの持ってるんですよ。衝撃に強く、固まるのも早い。superXとかセメダインスーパー5とかもそうなんですが、専用に写真のような製品を作りました。

 

 

 

 

 

アスカ 電卓
電卓と言うものはさして機能が変わるわけでなし、安売りもされているということで、なかなか新製品が出ないんですが、これは入力した計算が式で表示されると言う製品。ちょっとすごいのは( )計算ができること。写真の計算式では意味がないんですが、3×(8+3)÷2=とかいう時には、( )の中を先に計算しますよね。電卓ではこれができるものがほぼなかったんです。この電卓では式を入力したとおりに計算してくれるので便利ですよ。事務ではあまりやらない括弧計算ですけど、学生さんにはいいかも。あ、学生さんが電卓なんか使っちゃだめか。

 

 

北星鉛筆 もくねんさん
北星鉛筆さんは名前のとおり鉛筆を自社製造されている会社なんですが、その製造過程で大量のオガクズがでるらしいんですね。で、これを何かに利用できないか、と考えて作られたのがこの「もくねんさん」。作るときには粘土のように形を作れるのですが、これを乾かすと、本当に「木」になってしまうんです。手触りもたたいた音もまさに「木」。これはちょっとびっくりでしたねぇ。乾けば木ですから、彫刻刀などで彫ったりという加工が木と同じように可能。鉛筆の芯を粘土で巻けば、オリジナル鉛筆の出来上がり!太さに気をつけて作れば普通の鉛筆削りで削れます。

で、もうひとつオガクズを使った製品として絵の具がありました。これもまたおもしろくて、普通の絵の具のように絵を描いて乾くと、なんていいますか、今までに見たことのない彫刻のような感じ。不思議な雰囲気の作品が出来上がります。また、上のもくねんさんに混ぜて、カラー粘土を作ることができるそうです。

 

 


 

 

アピカ フィグラーレシリーズ
ノート紙製品のアピカが展開するモダンなデザインのシリーズです。シックな色合いで、とてもかっこいいシリーズに仕上がっています。個人で使うのがいいかもしれませんね。これはクリヤーホルダーで、7個のポケットがあり、曜日ごとに仕分けができます。クリヤーじゃないですがね。今まではこういった用途は分厚いドキュメントファイルが担っていたのですが、これならスマートに仕分けができ、持ち運びもしやすいですね。下は最近増えてきた複写メモ。切り取ったものが複写で残るので、あとで確認ができると言う品です。

フエキ どうぶつのり
この形をしたのりを懐かしく思う方も多いのではないでしょうか。私はギリギリの年代なので、「あぁ見たことあるかも」程度ですが、幼稚園などでよく見かけた製品ではないでしょうか。今、これが密かなブームらしく、各方面から製品が出ています。こういったキャラクターが長く愛されるって、メーカーにとってとてもうれしいことですよね。フエキのwebサイトでは、スペシャルサイトが開設されています。

 

ステッドラー ファウンテンペンと1.3mmシャープペンシル
ステッドラーの万年筆と1.3mm芯のシャープペンシルです。ここのところ、万年筆が見直されてきているようで、各社力を入れてきています。万年筆と言うと高級なものを想像してしまいますが、LAMYのsafariのように最近はわりと手軽に使える製品が人気です。この万年筆も、ステッドラーの鉛筆「ノリス」と同じデザインカラーで、ちょっと太め。お手軽に万年筆を使ってください、って感じです。シャープペンシルも同じカラーリング。他社でも少ない1.3mm芯です。

 

 

 

 

 

一通り眺めてみて感じたのは、それぞれ得意分野に集中しているな、と言う点です。今ある製品をもっと使いやすく改良する会社もあるし、もともと万年筆を作っていた会社は、さらに良い製品を作ろうと一生懸命です。自社の本分に立ち返り、得意な分野に集中しようと言うのは大変よいことだと思います。今までは何か売れるものを作らねばと、あちこち手を出してみる試行錯誤を皆がしていたように思いますが、やはりそれではだめですよ。自分の得意分野に注力して魅力的な製品を世に送り出していってほしいな。